25走目:MINEサーキット#1(ドライ)
【ラップタイム一覧】
各走行枠でのラップタイムの一覧を以下に記述します (太字・下線がその枠での最速ラップです)。
LAP | 1本目 | 2本目 |
---|---|---|
1 | 2'30.164 | 2'01.168 |
2 | (PIT IN) | 2'00.718 |
3 | (PIT OUT) | 1'59.364 |
4 | 2'13.241 | 2'08.529 |
5 | 2'03.733 | 1'58.939 |
6 | 2'02.890 | 2'13.323 |
7 | 2'01.285 | 2'00.608 |
8 | 2'27.647 | 1'59.501 |
9 | - | 2'21.323 |
10 | - | 1'59.280 |
11 | - | 2'05.059 |
12 | - | 1'58.773 |
13 | - | 2'04.248 |
(測定方法:コース計測)
【前書き】
今回は、 いつもと違い山口県の美祢にあるMINEサーキットを走りました。 実は、 私が初めにサーキット走行を考えていたのは、 セントラルサーキットや鈴鹿サーキットではなく このMINEサーキットだったりします。 それに、 以前からMINEサーキットのホームページに掲載されている 「すいチャレ(水曜サーキットチャレンジ)」 が気になっていた為、 いつもの友人を誘って参加しました。
で、
新たなサーキットであり、
目標タイムの設定で少々悩みましたが、
勝手にTI≒MINEと想像し、
TIから数秒落ちの2分~2分5秒を目標としました
(後に記述しますが、計算すると大体TIサーキットの-4秒程度のようです)。
で、
今回のコストは以下の通りです。
- Fローター(純正)交換:約38,000円(工賃およびタイヤローテーション含む)
- 走行料金:9,000円(初参加者のキャンペーン価格、計測器代含む)
- 移動の高速道路通行代金+ガソリン代と宿泊費
ローターは、 前回(24走目)のセントラルで思いっきりひずんだらしく、 ジャダーがひどかったので、純正交換しました。
ちなみに、
このページに掲載している走行中の写真は、
すいチャレ主催者の美祢サーキットの方が撮ってくださっています。
これだけたくさん撮影してくれると、
後から見て思いっきり余韻に浸れますね。
走行台数を考えても、
「すいチャレ」って相当お勧めです。
【1本目】
今回の空模様です。(ホームストレート)
厚い雲が空を覆い、前半は雨もぱらぱら降っていました。
でも、後半は完全にドライ状態でした
友人(奥さん)のR32 GTS-tです。サーキットでは、
いつも旦那さんのサポートカーとして寄り添ってます。
私はいつも、それに便乗・・・(^_^;
それにしても、やはりR32はいいスタイルしてますね。
(10年選手なのに、水玉コロコロ・・・愛情のなせる業?)
まず1本目は11:10から走行開始。 開始直後は雨がぱらつくあいにくの天気だったので、 あまりタイヤの空気圧も上がらないかと思い、 スタート時:約2.1kgで走行開始。 2周の先導走行の後、 フリー走行です。
とりあえず、 抜きつ抜かれつを繰り返し、 1本目は最終的に2'01.285を記録できました。 最低目標の2分5秒をクリアしたのでホット一息。 ただ、コーナー進入で2速を使うとどうにも動きがぎこちない。 そこで友人と話してみると、 逆に友人の方はほとんど3速で回って、 パワーバンドを外してじれったい走行だったようです。 どうも2速にするとギアが低すぎる。 3速だと逆に高すぎるという・・・ 非常にやりにくい状態です。
第1ヘアピンを立ち上がっていく友人(GT-R)です。
シケイン立ち上がりの私(ER34)です。
この写真の頃には、見ての通り雨も完全に上がって暑いくらいでした。
全走行台数28台を2つのグループに分けての走行なので、
非常に空いていて走りやすかったですね。
【2本目】
2本目直前の空模様・・・
いつ降り出してもおかしくない状態です。でも・・・
空を見渡せば晴れ間も見えます。
この日は晴れと曇りが繰り返される天気。
でも、最後まで持ちこたえてくれました。
ちなみに、これが友人の今回に向けたニューアイテムです。
左が「マフラー(A'PEXi N1 evolution MUFFLER)」
右が「リアローター」です
で、もう一つがこの「サーキットアタックカウンター」
これはは相当うらやましい・・・
何しろP-LAPより断然かっこいい!!
(後は、NISMOステンレスメッシュブレーキホースが入ってます)
2台並んで出番待ち・・・
色々あって睡眠不足だったので、
私はこの後仮眠に入りました。
次に2本目の走行ですが、1本目の走行の状況から、次のように改めました。
- ホームストレートエンドは5速まで使用
- バックストレートは4速、その後の第4コーナー進入は3速
- 第5コーナー(35R)をぬけるまで3速で、第1ヘアピンまでの300Rで4速にアップ
- 第1ヘアピン進入で2速にダウン。その後の150Rで3速にアップ
- 第2ヘアピン手前の左カーブ(30R)の進入は3速のまま。その後第2ヘアピン(20R)進入で2速にダウン。 そしてシケインまでの100Rで3速にアップ
- シケイン(20R&35R)走行は3速ホールド。
- シケイン~最終コーナー(250R)で4速にアップ。最終コーナー手前の20R進入で3速にダウンし、 続く最終コーナー(25R)も3速のままホームストレートへ
極端にスピードの低いところだけ2速を使い、
他は3速固定で行きました。
それから、
空気圧は結局2.5kgまで上がっていたので、
温間2.3まで落として走行開始です。
変にシフトダウンを考えない方が、
私にとってはタイムアップになるようで・・・
結局、ベストラップは1'58.773。
最終的には58秒台まで詰める事ができ、
予想以上の出来に大満足の走行終了です。
ただ、
前述のシフトポジションだと、
ホームストレートでのスピードが今ひとつ伸びません。
また、
ホームストレートエンドも150mからブレーキを踏むと余裕がありすぎます。
まぁ、
それでも私からすれば本当に上出来の走行でした。
2本目の第4コーナー立ち上がり、友人のGT-Rです。
同じく2本目の第4コーナー立ち上がり私のER34です。
ちなみに、この時のすいチャレは、 区間タイム(区切りは判りません)や最高速まで計測してくれてました。 ベストラップの時の計測器による値は
- 40.992、43.687、34.094
- 最高速:168.224km/h
です。 (この日の最高速は2本目LAP8の179.743km/h)
【分析、他】
初めのうちは、 雨がぱらつくあいにくの天気で 「久しぶりのウェットかぁ・・・」 と(寝不足も手伝って)相当気分が凹み気味でしたが、 走行が始まると天候も一気に回復し、 加えてタイムも2分を切ることができたので大満足の走行でした。 コースの感想としては、 回り込みながらのブレーキングやシフト操作など、 TIやセントラルよりは鈴鹿に近い感じです。
ここで、LAPタイム差が気になるので、計算してみました。
TIと美祢であれば、2002年まではJGTCが開催されていました。
ただ、
2004年時点でTIサーキットは路面改修されて約2秒のタイム短縮
(2002~2004年のJGTCにおけるスープラのラップタイムより算出)
がなされています。
それらを考慮してTIと美祢のタイムを計算すると次のようになります。
- TI平均:89.121秒(*1)
- 美祢平均:87.216秒
- 比例係数:0.979
- (*1):補正値約-2秒含む
これを使って、 MINEサーキット走行時点での各コースにおける最速LAPを比較してみると、 次のようになります。
鈴鹿 | TI | セントラル | MINE | |
鈴鹿 基準 |
2分48.588秒 | (2分01.025秒) | (1分42.024秒) | (1分58.484秒) |
TI 基準 |
(2分49.113秒) | 2分01.402秒 | (1分42.342秒) | (1分58.853秒) |
セントラル 基準 |
(2分45.977秒) | (1分59.151秒) | 1分40.444秒 | (1分56.648秒) |
MINE 基準 |
(2分49.000秒) | (2分01.321秒) | (1分42.273秒) | 1分58.773秒 |
括弧で囲ったタイムは計算値です。
まぁ、 走行経験から来る差というのは当然存在しているようで、 それを直前に仕入れた三点のアイテムが補ってくれた感じです。 また、 単純にTI≒美祢ではないという事もわかりました。 こうしてみると、 走行経験の少ないTIと、 各種アイテムを導入した後のセントラルを考慮すれば、 後もう一息つめれたようです。
という事で、次の走行においては
- ホームストレートエンド100mからのブレーキ(後50mほど奥へ)
- 最終の20R+25Rは2速
の走行で、 57秒台には入れそうです (ただ、次の目標はアイテム導入後のセントラル基準のタイムですね)。
台数が非常に少なかったので、本当にのびのび走れました。