5走目:TIサーキット#1(ウェット→ドライ)

【ラップタイム一覧】

 各走行枠でのラップタイムの一覧を以下に記述します (太字・下線がその枠での最速ラップです)。

LAP 1本目 2本目
1 6'07.277 3'09.306
2 2'54.748 2'37.863
3 2'38.281 2'21.979
4 2'44.568 2'18.082
5 2'38.812 2'17.358
6 2'32.605 2'19.125
7 2'29.032 2'20.384
8 2'33.559 2'21.318
9 2'34.844 2'21.190
10 2'19.526
11 2'19.853

(測定方法:コース計測)

【前書き】

 5回目で、 ついに新たなサーキットに足を踏み入れました。 TIサーキットです。 サーキット主催の走行会である 「TIWP(TI Weekday Powers)」 のビギナーに参加しました。
 車の仕様については、金銭的に手詰まり状態 (走行会参加費用が馬鹿にならないので・・・) なので、殆ど変更せず、 その代わりに、 気になっていた部分

  • ブレーキ周りの点検
  • エアクリーナーの交換

を実施しました。

というわけで、今回のコストは

  • 事前点検:5,000円、エアクリーナー代:3,000円
  • 参加費用:17,000円
  • 移動の高速道路通行代金+ガソリン代と宿泊費

と相成りました。

【走行前】

 で、今回の走行ですが・・・前二回と同様に、今回も道中雨模様。 相当気持ちは落ち込んでいたのですが、 せっかく申し込みしたことだし・・・ ということでTIに向かいました。 道中道に迷いながら (看板じゃなくナビを信用したためです・・・ これ以降、私はナビじゃなく看板を信用するようになりました)も ようやくTIに到着すると
「この面子は一体???」
BMWやポルシェを初め、 果てはフェラーリまで・・・ (結局同じ枠で走ったのはBMWだったかな?)
実は今回、 翌日にイベントを控えていたため、 前述の車に加えてアルファロメオ等の外車が本当にたくさんピットに止まってました。 さながらモーターショー状態です。
そんな感じでオロオロしているところに追い討ちで、 土砂降りの雨が降り出しました。 まぁ、 ここまで来てしまった以上、 今更帰るわけにもいかず、土砂降りの雨の中、 気を取り直して準備を進めました。

 さて、 今回はいつものセントラルと違って1時間もドライバーズミーティングが行われました。 雨天での走行の注意事項やコースの開設などなど。 偶然(?)居合わせたプロのドライバーの方のお話を交えて行われました。
特に今回は雨が降っているので、その辺りの説明に時間を掛けられてましたね。 一番危険なのはストレートエンドの右周りコーナーから次の左回りコーナーの間。 そしてその左回りコーナーを抜けてからMOSS"S"と言われる軽いコーナーまでの間。 この区間は雨が降ると川が出来て本当に危ないそうです。
 それから、 周回中の注意事項で 「余りインに付かないように」 とも言われてました。 込み合った状態で走っていると、 たまたま直前の車が水を跳ね上げて自分が走るときには結構水が無い状態だったりして、 それでいい気になって同じラインをペース上げて走ると、 今度は自分が水の中に飛び込んで行き、 結果は言わずとも・・・と言うことらしいです。 (そもそも、 イン側は基本的に低くなっているので、 必然的に水もたまりやすいと・・・)
 この後、 フラッグの説明など行われてきっちり1時間のドラミでした。 初めてのサーキットなので最後まできちんと聞きましたが、 時間が正直ギリギリでしたので、 ドラミが終わると同時に部屋を飛び出して 残りの準備を慌てて済ませて走行開始を待ちます。

【1本目】

 さて、 緊張しながらも1本目の走行開始です。 とりあえず1周目は先導車に従い走行し、 ピットを経由してのフリー走行開始でした。 この1本目、 同乗走行が可能なので、 私はいつもの友人(旦那さん)を隣に乗せての走行でした。
 1周走って怖いなと感じたのは

  • バックストレートエンドのヘアピン次の左回りコーナー
  • ピットロード手前の右周りコーナー

の2箇所です。
 ヘアピン次のコーナーは、 はっきり行って下りながらで先が見えないため、 このスピードで走れるのかと不安を感じながら飛び込んでいきます。 HPの説明だと 「アクセルワークで云々」 みたいなことを書いていますが、 どうしても手前でブレーキが必要になっちゃいます。
 次のピットロード手前のコーナーは、 R自体はそれ程きつくないのですが、 鋭角に回り込むのでコーナーの形をイメージできず、 どうしてもコーナーエンド付近でステアリングを増し切りしてしまいます。 その分次のコーナーも厳しくなってしまいます。

 さて、友人をピットで下ろして本格的にコースに飛び込んでいきます。

  • 1stコーナーからウィリアムズコーナーにかけては 余りアウトに膨らまないように抑えて走行
  • ウィリアムズコーナーからMOSS"S"にかけては 大きなRを描きながら、 MOSS"S"にアウトからアプローチ
  • ATTWOODコーナーでは、 早々にインに付きたいのをぐっとこらえて走行 (早めにインについちゃうと、後半きついので)
  • ヘアピンでは4速から一気に2速までシフトダウンし、 次のコーナーを考えてアウトに膨らまないように抑えて走行
  • 続くREVOLVER,PIPERコーナーは 定説どおりのアウト・イン・アウトの走行、 コーナーの間で3速にシフトアップ
  • REDMANは次を考え抑えて周って、 HOBBSを思いっきりアウト・イン・アウトで走行
  • MIKE KNIGHTと最終コーナーは度胸一発・・・ ってヘタレな私はブレーキチョン踏みの走行

 今までのセントラルの走行で、 雨には随分なれたつもりですが、 いかんせんはじめてのサーキットなので、 やはり恐る恐るの走行になってしまいました。 しかも台数が40台いっぱいいっぱいなので、 コース上も込み合っていて、 アクセル踏んだら前に引っかかり、 緩めて間を空けようとすると後ろから迫ってくると言う・・・ セントラル1回目と状況が同じです。
 そういう状態の中、 出したタイムが2分29秒032。 このコース、 早い方なら1分50秒前後で走るはずなので・・・ 40秒落ち? 雨とは言いながら、 相変わらずの遅さです。

走行後のタイヤ

1本目走行後のタイヤのアップです。
表面が少しささくれた状態になってます。

【2本目】

 1本目が終わって、 2本目に向けて昼食を取りながら休憩していると、 どんどん天候が回復しついにはドライコンディションになりました! ホームストレートを見ても全然濡れた感じが無い! そう、 ここに来てついに念願のドライコンディションでの走行です。

でも、言い換えれば
「言い訳が出来ない」
ともいえますが・・・

期待しながら、 2本目の1周目は様子見の走行・・・で、 「何処も濡れてない!」。 もう2周目からはTCSもOFFにして、気分は

「行っけぇ~!!!」

思い切って1stコーナーに飛び込んで・・・ん?
目の前には車の渋滞が・・・さすが40台の走行台数。 数周はどうしても抜けず抜かせられずで均衡した状態が続きました。 そうしてやがて抜きつ抜かれつが始まったのですが・・・

正直、台数多すぎです。
・・・言い訳? (^_^;

1本目と同じく、 アクセル踏み込めば前の車につっかえて、 アクセル緩めれば後ろから襲い掛かってくる状態。 何とか前との間を空けて「せめて1周」を目論むも、 そんなときには後ろから早い車が覆いかぶさってくる始末。 それでも走行中、結構熱くなって前の車を追いかけてました。

そんなこんなで出したタイムが2分17秒358。 回りが込み合っていたといっても、 記憶では1・2度クリアで走った気がするので、 これが現状のTIでの私のタイムといってもいいでしょう。 早い方から約30秒落ちです。 セントラルのタイムを考えても、 こんなところでしょうね。

2本目走行後のタイヤ

2本目走行後のタイヤです。
タイヤには思いっきり餅がついてしまいました・・・

走行後のER34

で、こちらが走行後の写真です。
それにしても・・・サーキットあれだけ走ってて、
全然速くなってないのも悲しいですね・・・

因みに・・・
今回の走行条件で水温は最高78℃でした。
やっぱり全然余裕です。と言うよりは冷えすぎです!

【終わりに】

 一時はどうなることかと思ったTI初走行。 何とか無事で、 しかもドライで走ることが出来て大満足! 正直「次回の課題といわれても・・・」と言う状態ですがが、 後日振り返って思ったのは

  • REVOLVERコーナーの処理
  • MIKE KNIGHTコーナーとLASTコーナーの処理

 ヘアピンから回り込んでコーナー進入で、 どうしてもブレーキを踏んでしまいます。 基本的にコーナリングスピードは 周りの方と比較して圧倒的に遅いのは相変わらずなのですが、 ここは特に酷かったように思います。 コーナーの先が見えないので、 どうしても躊躇してしまいます。 ここを思いっきり走り抜けられれば、 いくらかはタイム短縮できるような気がします。
 それから、 最後2つのコーナーですが、 ドライで走っていると一つ目はブレーキ踏まずにアクセルを緩めるだけで走ってました。 これが正しいのかどうか分かりませんが、 ここも周りの方と比べてスピード差が相当ありました。 次は色々と周り方を考えないといけませんね。

こうなると、 気になるのはドライのセントラル・・・ やはりセントラルをもう一度きちんと走ってみたいです。

6走目:セントラルサーキット#4(ドライ)

【ラップタイム一覧】

 各走行枠でのラップタイムの一覧を以下に記述します (太字・下線がその枠での最速ラップです)。

LAP 1本目 2本目
1 1'51.140 1'53.731
2 1'47.788 1'57.030
3 1'47.579 1'57.442
4 1'51.919 1'56.509
5 1'51.753 1'54.295
6 1'48.966 1'50.742
7 1'51.611 1'48.082
8 1'53.025 1'46.869
9 2'08.532 1'47.901
10 1'58.274 1'47.831
11 1'50.918 1'55.661
12 1'48.618 1'48.691
13 1'52.328

(測定方法:コース計測)

【感想、他】

 念願のドライコンディションでの走行です。 1本目に47秒台のタイムがでて、正直「本当に?」と疑いつつ2本目を走ったのですが、 さらにタイムが縮んだことで、1本目のタイムは本当と分かりちょっと安心しました。 1本目でブレーキを詰めて2秒、 2本目で空走時間を縮めて1秒短縮です。

走行写真(ER34)

今回の走行写真です。
(撮影:ドッグファイト・プロ様)
今回は妙に気合が入っていたため、 少々周りに迷惑掛けちゃいました。

走行写真(ER34)

これは一緒に参加してくれている友人(旦那様)の撮影です。
有刺鉄線の隙間からムリムリにカメラをのぞかせて取ってくれました。

7走目:TIサーキット#2(ドライ)

【ラップタイム一覧】

 各走行枠でのラップタイムの一覧を以下に記述します (太字・下線がその枠での最速ラップです)。

LAP 1本目 2本目 3本目
1 4'41.587 2'34.785 2'29.534
2 2'43.289 2'22.186 2'08.602
3 2'18.616 2'12.786 2'07.435
4 2'18.364 2'11.471 2'22.270
5 2'19.764 2'48.971 2'26.550
6 2'20.680 2'37.712 2'10.823
7 2'17.296 2'13.081 2'09.178
8 2'32.732 2'18.955 2'19.448
9 2'30.297 2'38.864 2'22.273
10 2'13.554 2'36.015 2'09.962
11 2'13.061 2'19.099
12 2'16.227 2'07.455

(測定方法:コース計測)

【感想、他】

 前回の走行のタイムが遅く、相当へこんでいたので、この日の目標は15秒。 でも、1本目でこの日の目標タイムをいきなりクリア。 2本目でブレーキポイントを少し奥目にして更に2秒程度の短縮し、 3本目のインフィールドでちょっと攻めて、一気に4秒短縮できました! セントラルよりコースも広いので安心感が違います。

走行写真

1本目走行写真(REDMAN CORNERの飛び込み:私)です。
[撮影:友人(奥さん)]

走行写真

1本目走行写真(REDMAN CORNERの飛び込み:友人)です。
[撮影:友人(奥さん)]

走行写真

2本目最終コーナー立ち上がってのストレートです。
ひょっとしたら、1本目かも???(撮影:奥さん)
それにしても、ゼッケン「44」というのがなんとも・・・

走行写真後

同様にストレートの走行写真(旦那さん、撮影は奥さん)です。

ガイド
サーキット走行履歴(2003年)