はじめに

 別のページで、「鈴鹿」「セントラル」「岡山国際」「MINE」 のタイム差を計算しましたが、 日本国内、他にもいっぱいサーキットはあります。 2005年の秋に富士スピードウェイを走りましたが、 その時の結果から 「ある程度、私の考えってあってる???」 と証明できたような気がしたので・・・ この際、計算できるところは全部計算してみることにしました。

考え方

 基本的な考え方は、前の 「サーキット毎のタイム差について」 で記載した物と変わりません。 つまり、

サーキットでの同条件のレースにおける、 ラップタイムの比率

を計算するわけです。 ただ、以前のJGTC(今のSuper GT)だと、レースシーズンが進めば 「ウェイトハンディ」 が架せられてしまいます。 前の考察では、 たまたま鈴鹿と岡山国際でハンディ無しの状態を比較できたのですが、 一通り計算するとなると、 一律ウェイトハンディ無しとは行きません。 また、コースの種類が増えれば、 当然車の種類によって「得意・不得意」が出てきます・・・

 以上から、計算の考え方は変わりませんが、 データのサンプリングについては、

  • ハンディを持った車のタイム
  • 各サーキットの上位2台、下位2台

除くタイムをデータとして使用することにします。

計算例 ~岡山国際:富士~

 では、具体的にどのように計算するかを、 「岡山国際:富士」を例に記載します。 まず、基準となるサーキットを 「岡山国際サーキット」 としていることについてですが、 これは単に私の走行したことのあるサーキットの中で 「セントラル」 のタイムを換算しようとした時、 岡山国際しか共通項が無いために選定しています。 データ元は、LINKのページに掲載している 「Super GT」 のサイト。 そこから富士スピードウェイの予選のタイムをピックアップします。
なお、岡山国際は開幕戦のためハンディ無し(記載のハンディは富士走行時のもの)。
また、両コースで私が同じチームと判別つかなかった物は記載していません。
(2005年度走行データ、富士は1回目の物です)

【GT500クラスの予選タイム一覧】
チーム・車名
岡山国際
富士
ハンディ
モチュール ピットワーク Z
1分23.999秒
1分33.792秒
(10kg)
ザナヴィ ニスモ Z
1分24.466秒
1分34.925秒
(20kg)
ECLIPSE ADVAN スープラ
1分25.211秒
1分35.325秒
(70kg)
EPSON NSX
1分25.256秒
1分34.353秒

ZENT セルモ スープラ
1分25.461秒
1分33.070秒

ARTA NSX
1分25.477秒
1分33.935秒
(20kg)
TAKATA 童夢 NSX
1分25.503秒
1分35.605秒

DYNACITY TOM'S SUPRA#1
1分25.541秒
1分34.061秒
(30kg)
G'ZOX・HASEMI・Z
1分25.649秒
1分35.262秒
(20kg)
エッソウルトラフロースープラ
1分25.819秒
1分33.728秒

イエローハットYMSスープラ
1分25.826秒
1分34.072秒

デンソー サード スープラGT
1分26.686秒
1分34.645秒

カルソニック インパル Z
1分25.435秒
1分34.308秒

RAYBRIG NSX
1分25.586秒
1分35.533秒

DYNACITY TOM'S SUPRA#2
1分25.771秒
1分34.004秒

BANDAIスープラ
1分26.072秒
1分34.933秒

ノマド フェラーリ 550 GTS
1分28.910秒
1分37.370秒

JLOC ムルシェ RG-1
1分30.248秒
1分39.635秒

【GT300クラスの予選タイム一覧】
チーム・車名
岡山国際
富士
ハンディ
ウェッズスポーツセリカ
1分31.042秒
1分43.277秒
(10kg)
APEXERA MR-S
1分31.087秒
1分42.066秒
(15kg)
エンドレス アドバン Z
1分31.355秒
1分43.074秒
(40kg)
ARTA Garaiya
1分31.407秒
1分41.339秒
(10kg)
雨宮アスパラドリンクRX7
1分31.675秒
1分42.367秒
(30kg)
EBBRO M-TEC NSX
1分31.749秒
1分40.682秒
(20kg)
Dream Cube's ADVAN Z
1分32.091秒
1分40.856秒

direxiv ADVAN 320R
1分32.558秒
1分41.185秒
(+1)
MACH-GO FERRARI DUNLOP
1分32.684秒
1分41.422秒
(+1)
GPH FERRARI DUNLOP
1分32.703秒
1分41.975秒

プロμ太陽石油 KUMHO セリカ
1分33.392秒
1分42.791秒
(+1)
梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
1分34.267秒
1分43.642秒

ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
1分34.402秒
1分44.909秒

Gulf ADVAN FORTUNE MT
1分34.648秒
1分43.858秒

CCI・リカルデント・ADVAN Z
1分34.930秒
1分42.645秒
(+1)
FK/massimo ADVAN ポルシェ
1分35.023秒
1分45.125秒

ENDLESS TAISAN ゲンバラGT3R
1分35.125秒
1分43.998秒

プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU
1分35.491秒
1分44.781秒
(+1)
ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
1分35.570秒
1分47.238秒

外国屋アドバンポルシェ
1分35.599秒
1分48.073秒

WILLCOM ADVAN VEMAC350R
1分35.375秒
1分41.831秒
(+1)
クスコ スバル ADVAN インプレッサ
1分37.579秒
1分42.679秒
(+1)
K-stadium ADVAN CORVETTE C6
1分45.920秒
1分48.453秒

以上が、Super GTのサイトよりピックアップしたデータの一覧です。

 ここからデータの絞込みに入ります。 まず、富士でハンディを持った車は当然岡山国際と条件が変わってしまうので、 その車のデータを削除します。
(網掛けした物がデータ削除対象のチームです)

【GT500クラスの予選タイム一覧】
チーム・車名
岡山国際
富士
ハンディ
モチュール ピットワーク Z
1分23.999秒
1分33.792秒
(10kg)
ザナヴィ ニスモ Z
1分24.466秒
1分34.925秒
(20kg)
ECLIPSE ADVAN スープラ
1分25.211秒
1分35.325秒
(70kg)
EPSON NSX
1分25.256秒
1分34.353秒

ZENT セルモ スープラ
1分25.461秒
1分33.070秒

ARTA NSX
1分25.477秒
1分33.935秒
(20kg)
TAKATA 童夢 NSX
1分25.503秒
1分35.605秒

DYNACITY TOM'S SUPRA#1
1分25.541秒
1分34.061秒
(30kg)
G'ZOX・HASEMI・Z
1分25.649秒
1分35.262秒
(20kg)
エッソウルトラフロースープラ
1分25.819秒
1分33.728秒

イエローハットYMSスープラ
1分25.826秒
1分34.072秒

デンソー サード スープラGT
1分26.686秒
1分34.645秒

カルソニック インパル Z
1分25.435秒
1分34.308秒

RAYBRIG NSX
1分25.586秒
1分35.533秒

DYNACITY TOM'S SUPRA#2
1分25.771秒
1分34.004秒

BANDAIスープラ
1分26.072秒
1分34.933秒

ノマド フェラーリ 550 GTS
1分28.910秒
1分37.370秒

JLOC ムルシェ RG-1
1分30.248秒
1分39.635秒

【GT300クラスの予選タイム一覧】
チーム・車名
岡山国際
富士
ハンディ
ウェッズスポーツセリカ
1分31.042秒
1分43.277秒
(10kg)
APEXERA MR-S
1分31.087秒
1分42.066秒
(15kg)
エンドレス アドバン Z
1分31.355秒
1分43.074秒
(40kg)
ARTA Garaiya
1分31.407秒
1分41.339秒
(10kg)
雨宮アスパラドリンクRX7
1分31.675秒
1分42.367秒
(30kg)
EBBRO M-TEC NSX
1分31.749秒
1分40.682秒
(20kg)
Dream Cube's ADVAN Z
1分32.091秒
1分40.856秒

direxiv ADVAN 320R
1分32.558秒
1分41.185秒
(+1)
MACH-GO FERRARI DUNLOP
1分32.684秒
1分41.422秒
(+1)
GPH FERRARI DUNLOP
1分32.703秒
1分41.975秒

プロμ太陽石油 KUMHO セリカ
1分33.392秒
1分42.791秒
(+1)
梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
1分34.267秒
1分43.642秒

ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
1分34.402秒
1分44.909秒

Gulf ADVAN FORTUNE MT
1分34.648秒
1分43.858秒

CCI・リカルデント・ADVAN Z
1分34.930秒
1分42.645秒
(+1)
FK/massimo ADVAN ポルシェ
1分35.023秒
1分45.125秒

ENDLESS TAISAN ゲンバラGT3R
1分35.125秒
1分43.998秒

プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU
1分35.491秒
1分44.781秒
(+1)
ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
1分35.570秒
1分47.238秒

外国屋アドバンポルシェ
1分35.599秒
1分48.073秒

WILLCOM ADVAN VEMAC350R
1分35.375秒
1分41.831秒
(+1)
クスコ スバル ADVAN インプレッサ
1分37.579秒
1分42.679秒
(+1)
K-stadium ADVAN CORVETTE C6
1分45.920秒
1分48.453秒

にしても、ハンディで「??kg」は分かるけど、「+1」っていったい何???

 次に、 サーキットでの「得意・不得意」が極端な車を省くため、 残ったデータの中で、 岡山国際と富士のそれぞれ 「上位2台」「下位2台」 を削除します。
(網掛けした物がデータ削除対象のチームです)

【GT500クラスの予選タイム一覧】
チーム・車名
岡山国際
富士
ハンディ
EPSON NSX
1分25.256秒
1分34.353秒

ZENT セルモ スープラ
1分25.461秒
1分33.070秒

TAKATA 童夢 NSX
1分25.503秒
1分35.605秒

エッソウルトラフロースープラ
1分25.819秒
1分33.728秒

イエローハットYMSスープラ
1分25.826秒
1分34.072秒

デンソー サード スープラGT
1分26.686秒
1分34.645秒

カルソニック インパル Z
1分25.435秒
1分34.308秒

RAYBRIG NSX
1分25.586秒
1分35.533秒

DYNACITY TOM'S SUPRA#2
1分25.771秒
1分34.004秒

BANDAIスープラ
1分26.072秒
1分34.933秒

ノマド フェラーリ 550 GTS
1分28.910秒
1分37.370秒

JLOC ムルシェ RG-1
1分30.248秒
1分39.635秒

【GT300クラスの予選タイム一覧】
チーム・車名
岡山国際
富士
ハンディ
Dream Cube's ADVAN Z
1分32.091秒
1分40.856秒

GPH FERRARI DUNLOP
1分32.703秒
1分41.975秒

梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
1分34.267秒
1分43.642秒

ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
1分34.402秒
1分44.909秒

Gulf ADVAN FORTUNE MT
1分34.648秒
1分43.858秒

FK/massimo ADVAN ポルシェ
1分35.023秒
1分45.125秒

ENDLESS TAISAN ゲンバラGT3R
1分35.125秒
1分43.998秒

ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
1分35.570秒
1分47.238秒

外国屋アドバンポルシェ
1分35.599秒
1分48.073秒

K-stadium ADVAN CORVETTE C6
1分45.920秒
1分48.453秒

以上から、残ったデータは下記の通りになります。

【GT500クラスの予選タイム一覧】
チーム・車名
岡山国際
富士
ハンディ
TAKATA 童夢 NSX
1分25.503秒
1分35.605秒

イエローハットYMSスープラ
1分25.826秒
1分34.072秒

デンソー サード スープラGT
1分26.686秒
1分34.645秒

カルソニック インパル Z
1分25.435秒
1分34.308秒

RAYBRIG NSX
1分25.586秒
1分35.533秒

DYNACITY TOM'S SUPRA#2
1分25.771秒
1分34.004秒

BANDAIスープラ
1分26.072秒
1分34.933秒

【GT300クラスの予選タイム一覧】
チーム・車名
岡山国際
富士
ハンディ
梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3
1分34.267秒
1分43.642秒

ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
1分34.402秒
1分44.909秒

Gulf ADVAN FORTUNE MT
1分34.648秒
1分43.858秒

FK/massimo ADVAN ポルシェ
1分35.023秒
1分45.125秒

ENDLESS TAISAN ゲンバラGT3R
1分35.125秒
1分43.998秒

ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
1分35.570秒
1分47.238秒

以上で、データの絞込みは終わりです。 このデータをつかって、「岡山国際サーキット」と 「富士スピードウェイ」 のタイム比率を計算すると・・・


岡山国際 富士 記事
GT500 1.0000 1.1036... サンプル数は7です。 「ZENT セルモ スープラ」などは、 どちらもタイムが早かったところを考えると、 データ排除しなくても良かったかな?
GT300 1.0000 1.1049... こちらのサンプル数は6です。 こちらにいたっては、上位・下位2台がコースで変わりません。 (残しても良かったかも)
平均 1.000 1.104 GT500とGT300をすべて加えたデータの平均値です。 これが、サーキットのタイムを換算する時の係数になります。

岡山国際(旧TI)サーキットのタイムを1とした場合の比率です。

以上から、岡山国際サーキットと富士スピードウェイの比率は、

岡山国際:富士=1:1.104

と考えられます。 このデータを元にして、 各サーキットのタイムから、 富士スピードウェイのラップタイムを計算してみます。
各サーキットのベストラップを使って、 富士のタイムを計算してみると、下記のようになりました。

基準コース
換算元タイム 富士換算タイム 岡山国際と基準コースの比率
鈴鹿 2分38.810秒 2分05.893秒 1.393
セントラル 1分37.368秒 2分07.545秒 0.843
岡山国際 1分58.425秒 2分10.773秒 1.000
MINE 1分54.937秒 2分12.763秒 0.956

岡山国際以外のコースは、
別ページの岡山国際を基準とした比率を元に計算です。

 この富士の換算係数についてですが、 2005年10月の富士初走行タイムが2分16.968秒なので、 初走行時のMINEのタイムを考えると、 結構いい感じの値になりました。

その他のコース(SUGO,もてぎ,オートポリス)

 先ほどの「岡山国際:富士」の計算と同様に、 前述のサイトから入手可能な「SUGO」「もてぎ」「オートポリス」 と 「岡山国際」 の比率を計算してみます。
ただし、「もてぎ」「オートポリス」に関しては、 先ほどの有効データの考え方だとGT500のデータはピックアップ出来ないので、 GT300だけになります。 また、「オートポリス」については2005年度はウェットコンディションのため、 2004年度のデータを使っています。

【SUGOの計算結果】

岡山国際 SUGO 記事
GT500 1.000 0.9034... サンプル数は「2」です。 レースシーズンが進むと、 皆それぞれハンディがかせられているので。
GT300 1.000 0.9071... こちらのサンプル数は「4個」です。
平均 1.000 0.905
【もてぎの計算結果】

岡山国際 もてぎ 記事
GT500 前述の有効データの考え方だと・・・ 有効データなくなりました。
GT300 1.000 1.2489... こちらのサンプル数は「4個」です。
平均 1.000 1.249 平均といっても、GT300のみの値・・・
【オートポリスの計算結果】

岡山国際 AP 記事
GT500 もてぎ同様、有効データ無しです。
GT300 1.000 1.2236... こちらのサンプル数は「1個」・・・信憑性が「?」
平均 1.000 1.224 これはチョット微妙かも?

もてぎやオートポリスはサンプル数が少なすぎますが、 たいして影響なし (なにせ、走っている方は「プロ」の方々) と都合よく考えることにします。 さて、各パラメータが計算できたので、 今まで走行したサーキットのベストタイムから、 各サーキットの換算値を計算してみましょう。

コース 基準値 SUGO もてぎ AP
富士 2分16.968秒 (1分52.312秒) (2分34.955秒) (2分31.812秒)
鈴鹿 2分38.810秒 (1分43.206秒) (2分22.391秒) (2分19.502秒)
セントラル 1分37.368秒 (1分44.560秒) (2分24.260秒) (2分21.333秒)
岡山国際 1分58.425秒 (1分47.206秒) (2分27.911秒) (2分24.910秒)
MINE 1分54.937秒 (1分48.831秒) (2分30.161秒) (2分27.115秒)

(括弧内のタイムが計算値)

以上から、今回 (2005年10月) の富士スピードウェイの走行結果を各サーキットに換算すると・・・

SUGO:2分09.699秒
もてぎ:2分34.955秒
オートポリス:2分31.812秒

という結果になりました。

【参考】
ちなみに、各コースでのデータのサンプリングについては、 下記ファイルで参照できます。
※ご覧になるにはAcrobat Readerが必要です。

[SUGO、もてぎ、APのタイム計算結果]

各サーキットの目標値

 以上で「箱車」のレースである 「Super GT(JGTC)」 のデータからの各サーキットの比率が求められました。 ここで、私がまだ走ったことの無いコースについて目標値を考えてみます。


 まず、目標値を考える時、 「初走行のコース」であることを考慮すると、 鈴鹿やセントラルのように 「走行経験あり」 のベストラップデータを流用した時、 非常に寒い結果が出てくることになります (これは、富士の計算結果を見れば明らかですね)。 なので、現時点(2005年11月)で一番最近の 「初走行サーキット」 である 「富士スピードウェイ」 を基準にします。

富士
SUGO もてぎ AP
2分16.968秒 (1分52.312秒) (2分34.955秒) (2分31.812秒)

(括弧内のタイムが計算値)

以上が、 「初めて該当のコースを走るときの『私』の目標値」 になるのかな・・・

 さらに、続いて複数回走行できたとして、その時の目標値を考えます。 とりあえず、走行当初から目標値のステップとしてきた 「鈴鹿:(1)2分50秒->(2)2分45秒->(3)2分40秒」 を基準値にして、各コース(富士スピードウェイ含む)のタイムを計算します。


SUGO もてぎ 富士 AP
(1) (1分50.478秒) (2分32.424秒) (2分14.763秒) (2分29.332秒)
(2) (1分47.228秒) (2分27.941秒) (2分10.800秒) (2分24.940秒)
(3) (1分43.979秒) (2分23.458秒) (2分06.836秒) (2分20.548秒)

(括弧内のタイムが計算値)

 果たして複数回走れるか・・・ それよりも、そもそも走りにいけるのか・・・ という点もありますが、 もし上記のサーキットに走りにいけたなら、 それぞれ上記のタイムを目標に 走っていきたいと思います。

おまけ???

 ここまで計算してきて、ふと気になったのが 「今までの私の走行経験値ってどのくらい???」 ということ、 同じコースを走り続ければ、当然タイムも速くなっていきます。 ただ、自分が 「如何に車を操れるか?」 ということになると、そういう 「コースへの慣れ」 というパラメータの無い 「初走行サーキット」 のタイムを見ていけば見えてくるのでは・・・ ということで、 改めて各コースの初走行時のタイムを富士のタイムに換算して比較してみます。

時期
コース名 タイム 富士換算タイム
2003年4月 セントラル 1分49.253秒 2分23.113秒
2003年7月 岡山国際 2分17.358秒 2分31.680秒
2003年9月 鈴鹿 2分59.508秒 2分22.301秒
2004年8月 MINE 2分58.773秒 2分17.148秒
2005年10月 富士 2分16.968秒

・・・微妙???(^_^;

 岡山国際(当時はTI)は、1本目がウェットだったという「言い訳」を考慮すれば・・・ 一応微妙にタイムは短縮しているようですね。 ただ、そのタイム短縮も、ここ1年ぐらいで頭打ちのような???(汗)

ラップタイム推移
で、各コースのタイムを富士のタイムに換算しグラフ化しました。
(ドライコンディションのみで、ウェットコンディションは除く)
又、同月複数走行の場合は、一番早いタイムをサンプリングしてます。
赤破線が、各コース初走行時のタイムを結んだ物です(岡山国際除く)。

 グラフを見ていて感じたのが・・・ 富士で2分14秒と2分8秒換算辺りがいわゆる壁??? 私の場合は、その辺りでどうも足踏み状態になってしまうようです。 その後、大体夏辺り (ボーナス絡めて・・・) 色々アイテム導入してから、 だんだんタイムが縮まって・・・ 冬辺りで一気にというパターンに見えます (気温や、その状態の車に対する「慣れ」のせいかな?)。
それを踏まえて・・

ベストラップ狙うなら・・・1月近辺???

新しいアイテム付けるなら・・・その時期目指しての方が良いかも?

ガイド
コースによるタイム差の考察2